seriちゃんの、負けず嫌いのおはなし。

小学生の頃「校長給食」という行事がありました。
5、6人のグループで校長室へ行き、
校長先生とお話ししながら給食を食べるという、
普段生徒とのふれあいに飢えている校長先生得なイベントでした。

「みんなの将来の夢はなにかな?」校長先生は言いました。
「絵をかくことがすきなので、ビジュツケイの仕事をしたいです!」
seriちゃんは、覚えたての美術系という単語を使って答えました。
すると校長先生は言いました。
「うーん、その業界で食って行くのはなかなか難しいからなぁ…なにせ実力主義だし、不安定だ。そうだ…!画材屋さんの店員さんならなれるんじゃないかな!」

seriちゃんは黙ってうつむきました。

8年後……

seriちゃんは就活のまっただ中でした。書類選考すら通らず、焦っていました。
学校も卒業してしまい、3月も末、、、
バイトは一応続けていましたが、「学生」という肩書きがなくなる恐怖…!
(まぁ、今考えると肩書きがなくたってなんにも恐いことなんてないのですが)
そんな頃、バイト先で店長室に呼ばれて言われたのです。
「社員にならないか?」と。

はからずも私のバイト先は地元の画材屋さんでした。
あの時の校長先生の言葉がよみがえります。

“画材屋さんの店員さんならなれるんじゃないかな!”

私は社員登用を お断りさせていただきました。

その後、4月にはいって面接が決まり、
無事にビジュツケイの仕事ができるようになりました。

今あの校長先生に会う事があったら言いたいのです。
その節はたいへんありがとうございました。
って。

seri


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